頭痛と花粉症

2025.03.10

こんにちは。院長のMです。

最近、花粉症と頭痛の関係についての相談が増えているため、今回はこのテーマについてお話しします。

花粉症が頭痛を引き起こす?

「毎年この時期になると頭痛がひどくなる…」

「目の奥が痛くて重たい感じがする…」

「鼻が詰まって頭がぼーっとする…」

こうした症状を訴える方の多くが、花粉症による副鼻腔炎を原因とする頭痛に悩まされています。

花粉症による鼻炎が悪化すると、副鼻腔(鼻の周囲にある空洞)に炎症が広がり、副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)を引き起こします。副鼻腔に膿が溜まると圧迫感が生じ、頭痛や顔の痛み、目の奥の痛みなどが発生します。

 

上記の画像はMRIです。副鼻腔内に炎症が認められ、蓄膿症の状態です。

 

花粉症による頭痛の特徴

・前頭部(おでこ)の圧迫感・重さ

・目の奥の痛み

・顔の痛みや違和感

・鼻詰まりによるぼーっとした感覚

・午前中に悪化しやすい

これらの症状は、緊張型頭痛や片頭痛、三叉神経痛と区別がつきにくいことがあります。

そのため、頭痛の原因が花粉症や副鼻腔炎にあるのか、他の病気によるものなのかを正しく診断することが重要です。

 

なぜ花粉症で頭痛が起こるのか?

副鼻腔炎による圧迫感

→ 鼻の炎症が広がると、副鼻腔に膿が溜まり、頭痛を引き起こします。

 

鼻詰まりによる酸素不足

→ 鼻で呼吸しづらくなることで酸素不足が生じ、頭が重く感じることがあります。

 

アレルギー反応による炎症

→ 花粉による炎症が血管や神経を刺激し、片頭痛を誘発することもあります。

 

早めの治療がポイント!

花粉症が悪化してから治療を始めると、薬が効きにくく、症状が長引きます。

最近では、花粉が飛散する2週間前から薬を開始する「初期治療」が推奨されています。

この方法には、以下のようなメリットがあります。

 

✅ 頭痛や鼻詰まりの症状を軽減できる

✅ ひどくなる前に対策できる

✅ 服薬量を減らせる可能性がある

 

当院での検査と治療

当院では、頭痛の原因を正確に診断するためのMRI検査を行っています。

また、採血でアレルギーの原因を特定できる「View39アレルギー検査」も実施しており、花粉症の有無や原因物質を詳しく調べることができます。

 

「頭痛がひどいけど、これが本当に花粉症のせいなのか分からない…」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

頭痛専門医として、皆さんの“しかめっ面”を“笑顔”に変えられるよう、サポートいたします!

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